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  1. 命は大切ですかと問えば

シナリオを書くには

創作

タイトル: シナリオを書くには
内容:
シナリオや小説らしきものを書き始めて、それなりの年数だけにはなっておりますが、仕事とすることが出来るほどの才能はなく、アマチュアと言うにも、インターネットなどを見ますと、上手いお話も溢れており、私程度は、ちょっとこなれた素人でしかないなと、再確認させられる次第です。

そう、断った上でシナリオを書くということについて、気ままに書いてみます。

巷にはたくさんの教室など、書き方を教えてくれる場があります。玉石混合ありましょうけど、出来るだけ、そういう場で基礎を教われる方が良いでしょうね。もちろん、独学でマニュアル本を読んだり、過去の優れたシナリオを読むことで学ぶ方法もありましょうけど、やはり何処かでお金を支払って基本を学ばれるのが良いですね。でないと、必要以上に遠回りをしてしまったり、無駄にあがいて疲れ果ててしまいます。それと、お話の幅が狭くなってしまいます、得意なことは書けるけれど、それ以外はだめ、となってしまいます。
少なくとも、きっちりと基礎を学んだ後に、御自分の思うように、御自身のこれからを展開させていくのが順番かなと思います。
私はそういう意味では悪い例で、今回も、たまたま、友人の紹介で拾っていただきありがたい限りです。

さて、最初、いったい、何をどんなふうに書くかなという場合、一つの情景を作り出します。
私は絵を描くのが苦手です、でも、描くのがすきということで、それならば言葉で絵を書こう、それをシナリオという形に展開していこうと考え、シナリオを書きます。
こういう考え方になったのは、1991年に放送されたNHKオーディオドラマ「逢魔が時に」(二木美希子作)の影響によるものです。
20年以上前の作品で、現在、聴く機会もないかもしれませんが、お話の終わり、ビルの屋上、眩いほどの夕景が脳裏に浮かんできました、これほどの視覚的衝撃を受けたのは驚きでした。

今回の、「天の川 堰守物語」も、涼子が最初に出会う情景、これが一枚目の絵です。今回は60分のご依頼でしたので、数枚の絵を言葉にて書き、それぞれの絵を繋いでいくことで、シナリオを作りました。
ここまで、この文章を書いて、ああ、これは「紙芝居」と同じだなと、初めて気がつきましたが、確かにそうですね、紙芝居のシナリオと同じかもしれません。
つまりは、どれだけ、鮮明に心惹く情景を思い浮かべることができるか、それがシナリオの良し悪しを決定づけます。

今回の公演もあと1週間、たくさんの方に、言葉を糸に、絵を紡いでいただければと願っております。

付記

以前、舞台の脚本を書かせていただいてから、既に10年が経っておりました。
我ながら、年食ったなぁと思います。


幻影悠華譚

女 ね、おじさん。その鞄はひょっとして郵便屋さん
郵便屋、女に背を向けたまま、地図を見入るようにして、独り言のように返事。
郵便屋 現役ばりばりの郵便配達さ
女 じゃ、その郵便屋さんが道に迷ったわけだ
郵便屋 ん・・・、弘法も筆の誤り、河童の川流れ、俺みたいな大ベテランでもたまには道に迷うのさ
郵便屋、地図から顔をあげて。
郵便屋 そうだ、この辺に『茜色の山田さん』ってお宅、知らないかい
女 『茜色の山田さん』・・・、茜色って、この空の色のこと
郵便屋 いや、もっと透き通る炎の茜色だ

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