第34回Kyoto演劇フェスティバル 【一般部門】ホールプログラムを観まして。
立命館高校 演劇部 「とりあえず、帰ろっか」
大昔、私も高校生の頃は元気に体が動いたなぁと思いました。大家族を舞台に、個人と家族のかかわり、父と母の非存在という中で、姉妹兄弟が、まるでブラウン運動のように動いている、そんな中で山本さんと言う異分子が加わることで大家族が勢いよく弾けて、拡大していくこの躍動感はとても面白いものでした。
とにもかくにも、切れがいいなと思いました。
劇団 青空(そら) 「ウェディング・ベル」
じっくりと密度を高めていく舞台でした、高校生の躍動感にはかないませんが、それぞれの大人同士の愛情が組み合わさっていくなかで、それぞれが上手く落ち着く場を見出していく。素敵な大人の恋愛劇でした。特にミュージカル仕立ては楽しいですね。