物部自動車工業 店主の日記 普段着の文章

京都市西京区で車検整備の認証工場の店主です.趣味や思いつきを書いています.

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  1. 命は大切ですかと問えば

怒る お宝を掘り当てろ!!アンティーク鑑定旅~イタリア in ミラノ・ベネチア~

お宝を掘り当てろ!!アンティーク鑑定旅~イタリア in ミラノ・ベネチア

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ぼぉっと日曜日の深夜、テレビを見ていた。女優二人がイタリアの蚤の市で買い物をし、それを鑑定士に持ち込み、儲かったかどうかを調べて悲喜こもごもという番組だ。
女優が売値の半額を要求する、店側はさすがにそれはと、半額強の金額を提示し、それを購入する。
私はその番組をみて、一人、夜中に腹を立てていた。
日本のデフレをイタリアに広めようとするんじゃないと、お茶を吞みながら思う。
歳を取ると怒りっぽくなる側の人なのだ、私は。
つまり、初めの売値と実際の支払金額の差が、その小さな店の利益になる。つまり、店の利益を極端に減らすよう要求したわけだ。
売値から端数を削るくらいの値引きならば、店側にも利益が残る。今日はちょっと儲かったから、美味しいものでも外食しようとなれば、レストランがちょっと儲かる。こういう形でお金が巡る。
極端な値引きはそれをさせないようにしているのと同じで、いまのこの国の経済状態がまさしくそれで、他国で値引きを要求するのは、この国の悪い経済状態を他国にも、この場合はイタリアにもせしめることで、こういうことはすべきではない、と思って腹を立てていた。