定年延長は“時間稼ぎ”に過ぎない! http://newsdig.jp/w/40607
記事中にある『終身雇用保障のない定年延長という事です』、まさしくその通りだと思います。定年延長は失政を国民に押し付けるものでしかないし、若い人の犠牲の上に、成り立たせようとしているのが、なんとも、みっともない。
ただ、記事の考え方と私の意見が違うのは、だから、企業は社員に副業を認め、起業を支援し、中高年も若い人もは新しいスキルを身に付けようというところです。
それと、記事中に『未来は、未来を創る人達のものです』という一文があり、この文はたくさんの人たちが色んなところで好んで使っていると思うのですが、何でも「創る」には材料が必要。
人が「作る」「創る」「造る」には、材料が必要、このところ、うなぎの問題も、結局のところは人間がうなぎを乱獲したのが一番の原因ではないでしょうか、その他、森林の抜粋、レアアースもそうですし、このところ、賑やかなシェールガスについても、そう。
エネルギー保存の法則という、くびきの中で、人は無からは何かを生み出すのではなく、自然からの収奪によって未来を得ようとし、当の自然はもう勘弁してくれと嘆いている、そんな状況ではありませんか。
つまり、如何に負荷を減らしつつ、大きな混乱を回避しつつ、経済を縮小していくこと(縮退 decroissance)を考える時期に来ており、まずは、私たち中高年がその範を垂れるかを思案しなければならないのではと、思うのです。
経済成長からの脱皮を思考する人々 http://www.diplo.jp/articles09/0908-4.html