物部自動車工業 店主の日記 普段着の文章

京都市西京区で車検整備の認証工場の店主です.趣味や思いつきを書いています.

特に読んでいただきたい記事
  1. 命は大切ですかと問えば

森担当相「秘密法改正は困難」 改善努力発言を修正 47NEWS を読んで少しばかりのこと

森担当相「秘密法改正は困難」 改善努力発言を修正 47NEWS
政治家は自身の言葉にどれだけ責任をもてるか、これは、政治家に限らず、大人全般のことではあるが、特に政治家は自分の言葉に責任を持つべきだと思う。
だから、その言葉の内容が、以前と変わったなら、変わったことへの妥当性を説明すること、それに誠意と時間をより割くべきであり、そうでなければ、その言葉に何の意味も無いばかりか、迷惑この上ないなぁとか思ったりもするのだけれど。
と、思いながら記事を読む。結局、前回の運用において改正できるかも、というのが、いや、難しいです、となったわけで、ころっと変わったという感は否めない、結局のところ、彼女は伝言者であり、それ以上ではないということか。他人の言葉を伝えるだけならば、言葉に責任を持つことなど出来ないし、持ちようも無い。ただ、それならば、なにやら偉そうな肩書きを外していただく方が良いのではないか、なんて思わなくもなかったりして、なんて気もしなくはない。
言葉を発すると云うことは、とても重いことだと思う。書いたものなら、消しゴムなり、打ち消し線でなかったことで、なんてことも出来るけど、発した言葉は消しゴムでは消えない。
言葉に責任を持たない、無責任な政治家は、大人全般ではあるけれど、信用するのは少々困難であるなぁと思うし、正常な社会が成り立たなくなるのではと危惧をしたりする。

好きな文章 神社合祀に関する意見 南方熊楠

抜粋

むかし孔子は、兵も食も止むを得ずんば捨つべし。信は捨つべからず、民(たみ)信なくんば立たず、と言い、恵心僧都は、大和の神巫(みこ)に、慈悲と正直と、止むを得ずんばいずれを棄つべきと問いしに、万止むを得ずんば慈悲を捨てよ、おのれ一人慈悲ならずとも、他に慈悲を行なう力ある人よくこれをなさん、正直を捨つる時は何ごとも成らず、と託宣ありしという。俗にも正直の頭(こうべ)に神宿ると言い伝う。