物部自動車工業 店主の日記 普段着の文章

京都市西京区で車検整備の認証工場の店主です.趣味や思いつきを書いています.

特に読んでいただきたい記事
  1. 命は大切ですかと問えば

昔、随分、怒られた 本部勤務の銀行員、「断り切れず」顧客の預金残高を知人に漏らす

会社に勤めていた頃、研修で、お客様対応の実技訓練があった。ようは、ちょっと無理なことをお客様(お客様役の同僚)が従業員である私に要求し、それをどうこなすかということ。
心清らか、純真無垢な私は、「無理です。できません」とあっさり答えた。
怒られた、それでは話が終わってしまうだろう、もっと愛想よく理解して貰えるように言えということだ。
私は、お客様も無理を承知で言ってんだから、あれこれ、言わずに「無理です」の一言で済ませばいいやん、という考えだったので、そうご返事申し上げたのだけれど。

さて、つい先日、事故の修理で、保険をああだこうだとうまくやってくれという、ちと、問題ありの要望をお客様から受けた。
そんな難しいこと出来ません、とあっさり答えると、気色ばんで、やってくれる業者もあるぞとおっしゃったので、うちは出来ない側の業者ですねと答えた。エンジン音、大き目でご帰宅、もしくは、他の整備業者へと向かわれたのだろう。
難しい作業を頑張ってやろうというのはありだ。でも、こういう、不正っぽいことや、相手の我欲による要求はちょっとでも受けるような隙を見せると、どんどん、自分自身を苦しめてしまう。
自分を苦しめる。

本部勤務の銀行員、「断り切れず」顧客の預金残高を知人に漏らす
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E6%9C%AC%E9%83%A8%E5%8B%A4%E5%8B%99%E3%81%AE%E9%8A%80%E8%A1%8C%E5%93%A1-%E6%96%AD%E3%82%8A%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%9A-%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E3%81%AE%E9%A0%90%E9%87%91%E6%AE%8B%E9%AB%98%E3%82%92%E7%9F%A5%E4%BA%BA%E3%81%AB%E6%BC%8F%E3%82%89%E3%81%99/ar-AAQ7CDx?ocid=msedgntp

多分、弱みでも掴まれていたのだろう。
弱みの元になる最初のつまずきを回避していれば、断れただろうと思う。
妙な色気は持たないことだ。